ギターのテクニックじゃありませんが、ギタリストなら一度は聴いたことがある
ヴァン・ヘイレン(VAN HALEN)のJUNPのキーボードをコピーしたいと思ったことがあるはず。
ここでは、キーボードだけに焦点を絞って見ていきたいと思います。
基本のコードは「C」。
普通、ロックギタリストならKeyは「A」とか「E」なのでしょうが、
キーボードでは、黒鍵(黒い鍵盤)が入ると非常に弾きに難くなります。
その点は、さすがのエディーも同じようで、「JUNP」に関してはKeyを「C」に
設定しているようです。
僕もこの曲が流行ったころコピーしようと思ってシンセに向かったら、何のことはないKey=C。
なぁんだ、エディーといえど弾き易さを優先したんだなぁ。。。と思いました。
動画では、動きがやや早いために指の動きが鮮明に見えない部分も多いですが
左手のベース音を見れば分るように、弾き始めが親指と小指で「ド」の音、
いわゆる「C音」を押えているのが分ります。
そして、展開していくと、「F=ファ」から「G=ソ」へと、サブドミナント⇒ドミナント
という王道のコード進行であることが分かります。
途中の転調で、黒鍵を使いますがそこはプロですから、あまりに短調な曲に
なることを避けているのは仕方がないトコでしょう。
イントロのまとめのところで、ドとレを同時に弾いているところもミソ。
ちなみに、キーボード・コードの基本としてメモしておくと。
「C」=「ド・ミ・ソ」
「F」=基本は「ファ・ラ・ド」ですが、ここでは「ド・ファ・ラ」の使い分け
「G」=基本が「ソ・シ・レ」で、「レ・ソ・シ」を使い分け。
転調の部分も、「G#」と「A#」を上手く組み合わせています。
キーボードソロのパートも、「F(ファ・ラ・ド」と「G(ソ・シ・レ)」をキレイなメロディーで弾いています。
ただ単に聴いているだけだと、凄いコトをやっているように思えますが、
ギターの、アルペジオ(コードを分散して弾く)をキーボードに置き換えて
弾いているだけだというのが分ると思います。
たとえ、ギタリストといえど時にはキーボードも操れるようにしておくと
ステージ栄えもするし、目先も変わって面白い曲も出来るかも知れません。
posted by youtube_guitar at 00:44
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変わり技、小ネタ編